抗がん薬総論
がん治療で使用する薬
抗がん薬の分類
- 化学療法薬
代謝拮抗薬、白金製剤、アルキル化薬、抗腫瘍性抗生物質、トポイソメラーゼ阻害薬、微小管阻害薬 - 分子標的薬
抗体薬(例:抗EGFR抗体薬、抗HER2抗体薬など)、小分子薬(例:チロシンキナーゼ阻害薬、セリン・スレオニンキナーゼ阻害薬など) - 免疫チェックポイント阻害薬
抗PD-1抗体薬、抗PD-L1抗体薬、抗CTLA-4抗体薬 - ホルモン治療薬
アロマターゼ阻害薬、抗エストロゲン薬(SERM、SERD)、抗アンドロゲン薬、プロゲストーゲン様作用薬、LHRH(GnRH)アゴニスト・アンタゴニスト
- 上記のほかにサイトカイン製剤(インターフェロン、インターロイキン)が腎がんに使用される。
- 酵素製剤(L-アスパラギナーゼ)、トレチノイン、ベキサロテン、サリドマイドが造血器腫瘍に対して使用されている。
化学療法薬と分子標的薬の比較