パパ薬剤師の備忘録

あくまで自己学習の備忘録です。参考程度に見て頂ければと思います。内容については保証できませんのでご了承ください。

めにゅ~

抗がん薬総論

 

 がん治療で使用する薬

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抗がん薬の分類

  1. 化学療法薬
    代謝拮抗薬、白金製剤、アルキル化薬、抗腫瘍性抗生物質、トポイソメラーゼ阻害薬、微小管阻害薬
  2. 分子標的薬
    抗体薬(例:抗EGFR抗体薬、抗HER2抗体薬など)、小分子薬(例:チロシンキナーゼ阻害薬、セリン・スレオニンキナーゼ阻害薬など)
  3. 免疫チェックポイント阻害薬
    抗PD-1抗体薬、抗PD-L1抗体薬、抗CTLA-4抗体薬
  4. ホルモン治療薬
    アロマターゼ阻害薬、抗エストロゲン薬(SERM、SERD)、抗アンドロゲン薬、プロゲストーゲン様作用薬、LHRH(GnRH)アゴニスト・アンタゴニスト
  • 上記のほかにサイトカイン製剤(インターフェロン、インターロイキン)腎がんに使用される。
  • 酵素製剤(L-アスパラギナーゼ)、トレチノイン、ベキサロテン、サリドマイドが造血器腫瘍に対して使用されている。

化学療法薬と分子標的薬の比較

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